

食は人間にとって何より大切なものです。
食がなければ、私たちは自らの生命を維持することができません。
芸術、文化、思想…すべては食が足りてこそ語れるものです。
戦後、寒風の中、一杯のラーメンを求めて
ラーメン屋の屋台にできた長蛇の列。
この光景こそ「チキンラーメン」を開発する原風景になりました。
「食が足りてこそ世の中が平和になる」
日清食品の事業は人間の根源から出発しています。

空腹を満たすことと、味覚を満足させること。
食に求められているのは、それだけではないと考えています。
医食同源という言葉にあるように、美しい体をつくり、
健康を維持することも 食のもつ大きな機能です。
「美しく健康な体は賢い食生活から」
いつまでも健康であり続けるための機能性に富んだ食品開発も、
また日清食品が取り組む重要な課題です。

企業にとって最も大切なものは、創造的精神であると考えます。
独自の製品を生み、世の中に新しい文化を創り出すことこそが、
企業の究極の目標です。
単なるモノであることを超えひとつの文化として
受け入れられる製品を生み出すことは、
利益だけを求める姿勢からは 生まれません。
「食をつくり世のためにつくす」
日清食品は、あらゆることに高い感性を持ちながら、
地球社会に貢献する食品創造を目指します。


1910年3月5日生まれ。立命館大学専門学部経済科修了。立命館大学名誉博士。
1958年、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明、日清食品を創業。
1971年、世界初のカップめん「カップヌードル」を発明。
日清食品の経営にあたりながら、社団法人日本即席食品工業協会会長、財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団理事長、世界ラーメン協会会長などを兼務。
1996年、新しい食品開発やベンチャーを奨励・表彰する「食創会」設立。
1999年、大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」を作り、子ども達に発明の大切さを教え、食育を進める。
1982年、勲二等瑞宝章、1992年、科学技術庁長官賞 (功労者賞)、1999年、大阪府池田市名誉市民賞、2002年、勲二等旭日重光賞。
海外からはロサンゼルス名誉市民称号、ブラジル政府グラン・クルス勲章、タイ王国ディレクナポン勲章を授与される。
2007年1月、逝去。同年、正四位受位。叙位叙勲は「正四位勲二等旭日重光章」となる。
主な著書に「日本の味探訪・食足世平」「麺ロードを行く」(以上、講談社)、「苦境からの脱出」(フーディアム・コミュニケーション)、「魔法のラーメン」(日本経済新聞社)、「インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき」「100歳を元気に生きる−安藤百福の賢食紀行」(以上、中央公論新社) などがある。










